2008年9月21日

毎年9月に、ドイツ全国に住む友人たち(6人がドイツ人、1人がギリシャ人)が集まって、オーストリア・アルプスに登ります。

一種の異業種交流会でもあります。1人は東京駐在ですが、たまたまドイツで研修中だったので、週末にミュンヘンに馳せ参じました。

朝5時過ぎに起きて、車でドイツ・オーストリア国境に近い村に向かいます。土曜日なので、ミュンヘンはまだ眠っています。

友人が持っている、14世紀に建てられた古民家に集合してまず朝食。(この家は30年戦争の時にもすでに今の場所にあったことが、村の教会で見つかった年代記に記されていました。)

それから6時間歩いて、2000メートル級の山にチャレンジ。バイエルン地方は2週間前から異常な低温が続いており、上の方には雪も残っていました。

イン川をはるか足元に見下ろす頂上付近の山小屋レストランで、ソーセージとグリーンピースのスープの昼食。幸い太陽が顔を出していたので、屋外で食事をしました。

しかし太陽が雲に隠れると、急激に気温が下がります。頂上付近では気温が昼間でも10度を割っていたと思います。

この時期の登山では、汗をかいて濡れた洋服を着ていると、かならず風邪をひきます。私は山小屋ですぐに着替えました。さもないと、熱を奪われてしまいます。

それと、がっしりした登山靴とステッキ。ドイツ人は山登りのときもすごく早足なので、ついていくためにはこれらの小道具は必需品です。ころんでけがをするのを防ぐためにも、重要だと思います。

足が棒のようになりました。